オフシーズン、長期合宿以外では以下のようなトレーニングをおこなっております。
専用の施設を利用した筋力トレーニングです。マシントレーニングとフリーウェイトトレーニングがありますが、マシントレーニングは器械を利用して、鍛えたい筋肉のみを鍛えます。フリーウェイトは、支えるものがないので、鍛えたい筋肉だけではなく、そのまわりも鍛えることが可能です。
フリーウェイトやマシンを使わずに、自分の体重による負荷をかけたトレーニングです。自分の体重を支えるため、トレーニングに無理が無いだけでなく、器械で支えるものがないので、バランスをとるためにいろいろな筋肉が鍛えられます。
いわゆる、走る系のトレーニングですが、瞬発力を高めるもの・心肺機能を高めるもの・体の機能を高めるものなどいろいろとあります。瞬発力を高めるものの代表例は、ダッシュです。心肺機能を高めるものの代表例は、LSDやインターバル走です。 LSDとは、Long Slow Distanceの略で、ゆっくり、長い距離を走るということです。話をしながらでも走れる程度の速さで走るため、それほど無理することなく、効率的に体力をつけることができます。それ以外にも、ペース走やアジリティ、ラダー等いろいろなバリエーションがあります。
インラインスケートは、アルペンにおいて、技術向上のために用います。楽しく雪上でのイメージを高めていきます。クロスカントリーはローラースキーと呼ばれる道具で陸上でも練習ができます。雪上に近い感覚で練習することで、シーズン前から技術を磨けます。
みんなでワイワイサッカーやバスケをやることで、全身運動となり、楽しく体を作れます。体の動かし方、状況を瞬時に判断する能力を高める効果もあります。
雪が積もっていなくても、人工芝に水をかけたジャンプ台で練習することが出来ます。冬とほとんど変わらない感覚で練習できるので、技術の向上が望めます。また、他大学と一緒にジャンプ合宿に行く場合も多いので、知り合いがたくさん増えます。
シーズンに入ると大会があり、そこへ向けた合宿も行います。
東京大学・神戸大学・九州大学・大阪大学・京都大学・東京工業大学・一橋大学・名古屋大学・東北大学の九大学で争われる大会。この大会の結果をもとに七帝戦のポイントにも換算される、非常に重要な大会です。学連2部は東大・一橋・東工・名古屋・大阪・九州・東北。信州地方以外の国立2部大学、3部上位大学の集まる大会です。
大学スキー部の全国大会。高校で言うところのインターハイ。大学ではインターカレッジの略称でインカレと呼びます。東大スキー部の出場するものとしては最大の大会であり、九大戦と並んで最重要な大会です。男子は1部~4部、女子は1部~2部に分かれており(値の低い方がランクが高い)、男子:1部は15校、2部は25校、3部は35校、4部はその他の大学、女子:1部は15校、2部はその他の大学で構成されます。 現在東京大学は男子2部、女子2部。大会ごとに2部の上位2校は1部へ昇格、下位3校は3部へ降格となります。2部以上に所属する国立大学は現在7大学しかなく、国立大学の中では強い部類に入ります。
出場するのは関東甲信越の大学が中心で、これに大阪市立、大阪教育、神戸等の大学が加わっています。数は少なめですが、信州、東北という国公立の上位2校や、北陸の大学が出場するなど、それほどレベルの低い大会でもありません。