東大スキー部は、東大で競技スキーを行っている団体です。まず最初にスキー部の雰囲気は…みんなに共通して言えることは、とにかくスキーが大好き。そして上下横は皆仲が良い。とてもアットホームです。お酒を飲んで楽しく騒いだり、時には熱い議論になったり。それも競技スキーを通して共に高めあい、励ましあっているからこそ。また、各大会を通して他の大学のスキー部の人々とも仲良くなったりします。大会後の打ち上げで仲を深めたり、同じ競技をしている仲間・友人です。そして、スキー部OB・OGとも関わりが深いです。OB総会、壮行会、祝勝会、サッカー大会、冬にはOB戦というスキー部内での大会などなど、スキー部を卒業されたたくさんのOBの方々と触れ合うことができます。広く深い関係を築ける。そんな中身の濃い大学生活を送ることができます。それがスキー部です。
東大スキー部には3つのパートがあり、それぞれの競技で結果を残すことを目標に活動しています。
アルペンとは、赤と青のポールで作られたコースを滑りそのタイムを競う、という単純なスポーツです。しかし、スピードを追求し、誰よりも早く滑りきろうとすると、脚の動き、腰の運び方、ストックの持ち方など、その技術の奥深さに気付かされ、驚かされます。ほとんどの先輩が未経験者としてアルペンを始め、そして様々な大会で活躍しています。コースを高速で滑り降りる爽快感は病みつきになること間違いなしです。上達するために技術を習得し、それを重ねていけば、みるみる滑りが上手に、そしてかっこよくなっていくことでしょう。私たちもあなたの滑りを良くするための協力は惜しみません。我々といっしょに速さを追求してみませんか?
クロスカントリーとはスキー板をはいて長い距離を走り、タイムを競うスポーツです。使用する板はアルペンのものよりずっと細く軽いので、格段に楽に長距離を滑ることが出来ます。自然の中を風を切って滑る爽快感は、他のスポーツではきっと体験できないでしょう。また、ゴールをした時の達成感は他の競技とは比べ物になりません。クロスカントリーで速さを左右する要素としては、体力、そしてそれ以上に技術があり、板に加重するポイント、重心の位置、ストックのつき方など追求するとこれもまた奥の深いスポーツであります。クロカンの魅力は文章だけでは語り尽くせません。一度スキー部で体験してみてください。きっとその楽しさがわかるはずです。
スキージャンプとは斜面をまっすぐ滑りながら加速した後に踏み切って飛び立ち、その飛距離と飛型の美しさを競うスポーツです。飛距離は、踏切のタイミング、力を加える方向、空中姿勢への素早い移行などに左右され、それらすべてを一瞬でしなければならないという難しさがあります。しかし、板が浮力を受けて空中を浮く感覚は非常に気持ちの良いものです。ジャンプはサマージャンプといって、夏も練習できる環境が整っており、一年中できるスポーツと言えます。他のスポーツと違い、スキージャンプを始めるのは大学入学時がほぼ最後のチャンスです。ぜひこの機会にジャンプというものを体験してみてください。これからの人生で二度と忘れることのない、かけがえのない経験が得られるでしょう。